のびのびリードとロングリード
こんにちは。
Brückeドッグトレーナーの渡邊です。
蒸し暑い毎日が続いていますが・・・
人も犬も暑さ対策は大丈夫ですか?
暑さとは関係あるのかないのか・・・
お散歩中の装具について少し書いておこうかなと思っています。
皆さんの中でものびのびリードをお使いの方も多いと思います。
また、ロングリードもお使いの方はいらっしゃるかと思います。
普段のお散歩の時はロングリードよりも、のびのびリードの方がよく見かけます。
色々なタイプがあるようですが・・・
巻き尺のようにしまわれている部分のリードはテープ式のものであったり・・・
紐のような細ーいものであったり・・・様々です。
手元のボタンで伸ばしたり、巻いたりして調節しますね。
リードがしゅ~っっっと出ていくので・・・
犬が先にグイグイ行くと・・・咄嗟にリードを巻いて収納できず、紐やテープを即座に手で引っ張り・・・手が切れてしまったり、擦り傷が出来てしまったりしたというお話もお聞きしたことがあります。
人がいない、犬がいないという見晴らしの良いところで、ご使用になられる分には問題は全くないと思うのですが、普段の道路や、人が犬が行きかうところでご使用になられる時は注意をされた方がいいと感じています。
リードの長さが長い分、犬も自由に走ったり、動いたりすることができると思われがちですが・・・
行きかう犬たちはリードを付けていますし、のびのびリードを付けていても首にはしっかりとテンションはかかる訳ですから・・・
もし、犬がぐっっと他の犬に行こうとしたときに制御が難しくなりますし・・・
ご自分の犬が大丈夫でも、犬が苦手な子もいます。そんな犬には自由に近寄ってくる犬には脅威を感じることでしょう。
曲がり角を犬だけが曲がって、その先の見えないところに何があるかもわからないですし・・・
必ず、見通しがよく、安全を確認させてからご使用になることをお勧めいたします。
ロングリードも同じです。
ご自分の犬がどんな精神状態でいるか・・・
ちゃんと体の様子をご覧になって、他の犬と近づけることをお勧めいたします。
犬の喧嘩は突発的に起こるように見えても・・・
ちゃんとその前に体で相手に伝えています。
ちゃんとサインは出ています。
ですから、ロングリードが絡まないように・・・
人も動きながら、犬の動きをちゃんと見ながらご使用になられるといいですね。
そして、喜んで走り回っても、ちゃんと飼い主さんの声が届くように・・・
呼び戻しが出来ていることも大切ですね。
尻尾を振っているからといって喜んでいる訳ではありません。
尻尾の位置、頭の位置、耳の向き・位置・・・そんなことをちゃんと見てあげることが大切ですね。
上手に犬とお付き合いさせてあげる時、人が状況を作ってあげることもとても大切です。
犬は犬に任せて・・・
喧嘩になっていも犬同士が解決する・・・
というのでは、思わぬ怪我に発展してしまうこともあります。
そして、それは犬にとって良い経験とはなりません。
ご自分の犬を守れるのはご家族です。
そしてご自分の犬を危ないことから回避させてあげるのもご家族です。
家族である愛犬をしっかりと見ていてあげてください。
不要な争いや怪我を避けるためにも・・・
どうぞ、愛犬をよく見てあげてください。
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