犬のあいさつ(飼い主編)

先日、犬のあいさつについて書きましたが・・・

本日は犬のあいさつの背後にいる(笑)飼い主さんについて書いてみようかな・・・

と思い立ちました。

私は夕方のお散歩は、たいてい3頭引きで行っています。

預かりっ子の海老蔵の目下の目標はというと・・・

「すれ違いざまの興奮を落とす。」ということです。


我が家に来たばかりの時は、とにかくお散歩にならなかった。

逃げまどい、足の裏から血が出るのではないかと思うほどの歩きでした。

それが徐々に落ち着き、足並みをそろえて歩けるようになって来たら・・・

今度は前からくる人、犬にものすごい興奮を見せるようになりました。

これも、少しずつ、丁寧に、毎回働きかけ・・・とてもいい精神状態ですれ違いるようになりました。

それでも、相手が興奮している犬だったりすると・・・

海老蔵も興奮して、大パニック。

こういう状態で犬を合わせるのは、良くないですね。

「わ~っっ!!」ってなって・・・

「ぎゃん!」ってなって・・・

お互いに引っ張って離して・・・

「すみませんでした~・・・失礼します~・・・」となると・・・

犬の記憶の中にその経験が一つしまわれます。

出来れば、穏やかに上手にご挨拶できる状態を作ってあげて・・・

良い状態で「バイバイ♪」できるようにしてあげることがとても大切ですね。

たとえ、「ぎゃん!!」とお互いに、ムキムキしちゃったとしても・・・

ちょっと距離を置いて・・・お互いに落ち着いた状態で上手に挨拶ができる状態に持って行ってあげて・・・

それでバイバイできるのが理想です。

私がお散歩に行く公園にはたくさんの犬たちが集まります。

それでもなるべく良い経験となるように・・・

うまくいかなそうなときは・・・「すみません~、お先に失礼します~♪」と無理をさせずに帰ります。(たとえ、私がご近所の犬たちと遊びたくても笑)

以前も書きましたが・・・

犬の中に突っ込んでくるような挨拶ではなく、穏やかに「こんにちは♪」ができるように飼い主さんがセッティングしてあげることがとても大切です。


我が家のチョコは社会化不足の典型例のような子で・・・なかなかすべての場面にオールマイティにやり過ごせません。

ですから、周りの方のご迷惑にならないように、遠巻きに失礼することもあります。

遠巻きにひっそりと帰っているときに・・・ノビノビリードをノビノビ~♪っとさせて駆け寄って下さる方が・・・時おりいらっしゃいます。


私はとってもびっくりして、どうやって穏やかにこの場を切り抜けようか・・・

と考えるのです(笑)。


で・・・「すみませ~ん。このちっちゃい子、上手にご挨拶できないので、ノビノビ引いてもらってもいいですかぁ?(笑)」と。


リードの長さや、わが子の可動範囲を考慮してお散歩することは・・・

手をつないでいる親の・・・飼い主さんの務めですね♪


安全に気持ちよくお散歩できるように・・・


そして、突撃隊にならないように・・・

上手に声掛けしながら、アテンションをとりながら・・・楽しいお散歩ができるといいですね。

これからの季節、雨が多くなります。

傘を持って、リードをもってというと・・・お散歩がしにくくなります。

より一層、安全にお散歩できるように気を付けてあげたいですね♪





Brücke(ブリュッケ)

~ブリュッケ~ 犬と人の心をつなぐお手伝いをします。 犬と人とに流れる関係性を正しい形に直すということを目指しています。 まずは犬を理解するところから始めてみませんか。 より良い犬との生活を築けますように・・・ お手伝いが出来たらと思っております。

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