リラックスポジション
パピートレーニングをする時、まずトレーニングメニューの中に入れるのがこの「リラックスポジション」。
Brückeの考えるリラックスポジションは、決して上下関係を植え付けるためのもの・・・とかそういったものではありません。
確かに、犬にとってこの姿勢はストレスになる子もいるでしょうから、我慢を強いられる時もあるかもしれません。
でも、爪切りや、足裏のパッドのお手入れ、そして普段触らない体の部位を触ったり、確認したりすることで、思わぬデキモノや普段と違う様子に気が付いたりすることもあります。いつもは嫌がることなく伸ばしている関節を触ると痛がった場合は、もしかしたら炎症を起こしていたり、不具合があったりするのかもしれませんね。
体中を隈なく触ることができたら、トリミングの必要な犬種の子にはストレスも少ないし、毎回嫌な思いをすることもないですね。
そして、この姿勢を取り続けるということはある程度の束縛があるわけですから・・・診察等の際の拘束に慣れるということもありますね。
飼い主さんに身を委ねてこの姿勢をとるということは信頼関係にもつながります。
全ての犬種に必ずしなければいけないという訳ではなく・・・
色々な体形、持病の云々・・・そういったものを考慮してのことです。
必ずこれが出来なければ!ということでは決してないです。
母犬が自分の仔犬たちにお腹を出させて、鼻先でちょんちょんと刺激を与えることがあるそうです。そうすることで、子犬は触られることによるストレスに強くなるとも聞いたことがあります。
出来れば、小さい時から徐々に慣らしてあげることが理想ですね。
カイトは大きいし、成犬になってから保護され、人と暮らしてきています。
恐らくこのリラックスポジションには若干、抵抗がありますし、私も大きいので、リラックスポジションをとることにより、逆に脚に手が届かない(笑)こともあるので、あまりやらないです。
それでも「やります♪」と私が意を決すれば、いやいやでもやってくれます。
写真ではしっかりとしたポジションに決まっていません♪
腰の丸みがその緊張を表していますね(笑)
この「リラックスポジション」はいやいややるものではなく、心地よいと犬が思うようでなければなりません。
少しずつ、良い経験で、心地よい気持ちで終わるようにしたいですね♪
ちょっと、衝撃写真みたいですが(笑)
この子はシュナmixの子ですが、劣悪な環境からレスキューされました。
歯の状態も悪く、歯は抜け落ちてしまっています。
きっとボディケアなんてしてもらっていなかったはずですが・・・
リラポジは嫌いじゃなかったですよ♪
この子も今では里親さんの元で幸せに暮らしています♪
仔犬を迎えられた方は、小さいころから慣らしてあげるのが理想ですね♪
みなさんは愛犬の体をあちこち触れますか?
楽しく、リラックスしてお手入れができますか?
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