多頭飼いのススメ

今日は犬の多頭飼いについて書こうかなと思っています。

我が家は里親さん募集中の犬を一時的に預かって、一緒に「運命の赤い糸」探しをするお手伝いをする「預かりボランティア」をしています。

我が家の犬は2頭。それにもう1頭「預かりっ子」と一緒に合計3頭で生活しています。

でも、瞬間的にこんな風に4頭になったりすることもありました。

左からカイト(6歳♂)、チョコ(5歳♂)が我が家の犬。

右の2頭は預かりっ子です。チョコの隣の子はもう家族が出来て我が家から巣立っていきました。

で、現在いるのが7か月の男の子の海老蔵。

怖がりさんのため我が家で色々なことに慣れるべく生活しています。

普段は成犬の預かりっ子が多く、犬付き合いが苦手なチョコに絡む子はいません。

それはチョコがそれ以上、近づいてほしくないというボディランゲージを出しているため、それを理解して絡まないでいてくれているのです。

それはカイトも一緒です。

でも、なんでも気になるお年頃の海老蔵は、そんなのお構いなしで突っ込んできます。

普段は好んで遊びに興じるわけではないカイトも、海老蔵が「遊んで♪遊んで♪」というので付き合ってあげています(笑)

チョコにも同じように上から、大きかぶさるように飛びかかって行きます。

チョコは4キロ、海老蔵は現在13キロ体の大きさもあるのでチョコにしてみれば怖い、怖い。



もうワンワン激吠えして「こっちに来るな!!」と訴えます。

そんな時・・・ちゃんと犬の間に介入してあげます。

ちゃんと海老蔵に下がってもらいます。

よく「犬同士に任せています」と耳にすることがあります。

もちろん犬同士上手に、やり繰りできる集団もいます。

でも、犬のボディーランゲージを読めない子や、犬慣れしていない子たちをうまくまとめていくには・・・

やっぱり人の関わりがとても大切です。

やりすぎている場合は、「それ以上はやりすぎ、やめてあげて」と人が主張します。

どんなに犬がいても、きちんと1頭1頭と人が深く関わっていくことがとても大切だと思います。

チョコは私が居る安心感で、海老蔵へのハードルが下がるのです。


こうやって近くで寝ることもできるようになりました。

海老蔵がチョコにロックオンした時も、私が「NO」を伝えると・・・

きちんと、チョコから目線を外します。

すると、ちょこはその海老蔵の前を悠々と横切って私のところに来ることができるのです。

こういった関わりは私とチョコの信頼関係をも育みます。

餌やりの時もそうです。

海老蔵とカイトは食べるのが早いので、いつもチョコが最後に残ってしまいます。

すると、すかさず海老蔵がチョコの餌を食べようとするのですが・・・

そこでも「NO」といって、海老蔵をこちらに呼び寄せます。


めちゃくちゃ見てますが(笑)

この後、ちゃんとスペース的にも下がってもらって、チョコは最後の一粒までゆっくり食べることができました。

私が体を引っ張って海老蔵を下げるのではなく・・・

海老蔵に意見して・・・ちゃんとそれを海老蔵が受け取ってくれるのです。

海老蔵が自らその場を退くのです。

これはとても大切なことです。

犬が考えて、今すべきことを理解してくれたとき・・・

思い切り褒めてあげます。

こちらの意向を汲んで、動いてくれたその一歩はとても大きいです。

複数の犬がいる場合、ちゃんと人が仕切ってあげることで、犬は平和に暮らせます♪

みなさんの犬たちは平和に暮らしていますか?♪


Brücke(ブリュッケ)

~ブリュッケ~ 犬と人の心をつなぐお手伝いをします。 犬と人とに流れる関係性を正しい形に直すということを目指しています。 まずは犬を理解するところから始めてみませんか。 より良い犬との生活を築けますように・・・ お手伝いが出来たらと思っております。

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