Gレトリバー「そらちゃん」と「ひなこちゃん」
少しずつ、セッションの様子もご紹介いたします。
立て続けに2件Gレトリバーの女の子の「引っ張り」で出張させていただきました。
1件目はご近所に住んでいる2歳の女の子の「そらちゃん」。そらちゃんが小さいころから知っていてます。とても元気な女の子です。Gレトリバーらしく人も犬も大好き。
若いご夫婦のご希望で家族に迎えられたそうですが、若いご夫婦はお忙しく、ご一緒にお住まいのご両親さまがお散歩に出かけることに。でも、引っ張りがひどいためにお父さんの足が痛むとのことでした。
この日はご家族皆さんお揃いでセッションに参加して下さいました。
ご自宅に伺い、足回りのお手入れもさせていただき(普段はしません)、いざお散歩へ。
首輪の位置を調整し、リードは張らないように声掛けをしながら歩かせたら・・・
もう本当にゆっくりとこちらを意識しながら歩いてくれました。
ご家族の皆さん、びっくり。
いつもはよだれをビショビショに垂らしていて、地面を嗅ぎっぱなしだから頭はいつも下がっている状態で・・・
上を向いているのを見たことがない!!とのことでした。
Gレトリバーは人も犬も大好きだし、もともと集団で狩りをする犬種なので犬とのやり繰りもとても上手にできる犬種です。
でも、それは育ちの過程でしっかりと人が関わって社会化していくことにより、本来持っている素質が育まれます。
この日はよだれは一切出ずに、引っ張ることもなく・・・通りすがる方皆さんに「うぁ~、いい子ですね~」と声をかけられ、お父さんとても嬉しそうでした。
リードの持ち方、声の掛け方、歩き方、ほんのちょっとしたことだったのですが、働きかけることにより人も犬も無理のないお散歩を楽しむことができました。
そらちゃんのご家族の皆さま~頑張ってください♪
そして、2件目は「ひなこちゃん」
「ひなこちゃん」も引っ張りが強いということで伺わせていただきました。
確かに、お散歩に出るとひなこちゃんが行きたいところへぐーいぐい。
この日はちょっと日差しが強くて、人も犬も汗だくになりながら頑張りました。
「あ!こんな感じ!」というのを感じて頂けたようですが、ひなこちゃんはもう少し人と関わることを積極的にしてくことで、お散歩の引っ張りももっと改善されるはずです。
どの子もそうですが、犬と関わっていると、こちらが話していること、気持ちを全てを理解しているように思えることがあります。
でも、それは違います。
犬は言葉を話さないし、言葉とある経験が結びつくことで言葉によっての「声掛け」を理解するようになります。
犬に向かって子供を叱るように、いろいろと言っても・・・
人の怒っているトーンに委縮してるだけで、実際は言葉の一語一句を理解しているわけではありません。
犬が興味のままに、本能のままに突き進むところに、いかに人が介入していけるか・・・
これは日頃の関わり方次第です♪
愛犬と繋がって歩く。
そんな楽しいお散歩してみませんか?
「そらちゃん」、「ひなこちゃん」ありがとうございました♪
*写真はひなこちゃんです。そらちゃんの写真は撮り忘れました(笑)
0コメント