公共の場所ではリードを!

お久しぶりです!

花粉症と闘いながらのお散歩ももうそろそろ楽になる頃でしょうか?
朝5時のお散歩もだんだん明るくなってきて、気持ちがルンルンしますね♪

さて・・・今日は以前にトレーニングをしたことがあるワンコさんのママから頂いたご連絡をご一緒に考えて頂けたらと思います。


そのワンコさんは元保護犬で幼少期の育ちを聞いたところ、犬たちと触れ合う機会はなく・・・

どちらかというと犬が苦手の子です。


お散歩時にも犬とのすれ違いに興奮して、近づきすぎるとお口が出てしまうこともありました。

でも、ママさんいろいろと毎日のお散歩も工夫されて・・・

毎日とても上手に関わっておられます。

お散歩時のすれ違いの興奮も上手に収めて、気持ちよくお散歩されていたようです。


そんな中、本日、お近くの大きな公園に犬30頭ぐらいの集団が。

中にはオフリードのワンコがたくさんいて、ドッグラン状態。


その中の一人の方が、ノーリードのワンコを連れて近づいきたそうです。

「すみません、興奮するので」と言われると

「ママが引っ張るから興奮するのよ。リードを離して。」と言われたそうです。

「噛んだことがあるので」返答されると・・・

「噛んでもいいから離して!」と言われたそうです。


そして、「吠えないの!」と言いながら近づいてきたそうです。

結果・・・その方のズボンを噛んでしまったとのこと。


その後は、「噛む犬にしないで!」と言って、その方は立ち去って行かれたと・・・


幸い、ズボンだけで誰も怪我はしませんでしたが・・・

どうでしょう・・・


まずは、公共の公園でオフリードにすることは禁じられています。


必ずしもその公園を訪れる方々が犬が好きな人達ばかりではありません。

そこに散歩に来る犬が、犬フレンドリーな訳でもありません。


今回ご連絡くださった方は、とても丁寧にお散歩コースも考えられています。

苦手そうな場面では上手にコース取りをして、穏やかにすれ違わせたり、待たせたりしていました。


犬が苦手な子はこの公園を利用してはいけないのでしょうか。


そして、犬が苦手なワンコの家族はこんなに責められなければいけないのでしょうか?

ちゃんとマナーを守って、お散歩しているのに・・・


飼い主さんはとても落胆されていました。


リードの引っ張りが、攻撃性や興奮を増加させるということはあります。

リードは常に緩んでいる状態がベストです。
ただ、状況をお聞きすると、もはやそんな状態ではなかったのですね。

それでリードを緩めたら、間違いなく相手に飛び掛かります。

その犬のメッセージを読めずに、フリーにしたご自分の犬を従え、「吠えない!」と言いながら近づくのは・・・

とても危険です。


このワンコさんが小型の子だったのでまだ良かったですが・・・


そして・・・

どのワンコとも仲良くできて、愛想よくできるワンコが「良いワンコ」ということでは決してありません。


人にとっては、とても生活しやすいと思いますが・・・
それがその子の価値を表すものではないですし、

飼い主さんが責められることでもありません。



我が家のチョコもなかなか難しい子です。

でも、大切な我が子です。


どうぞ・・・

当たり前ですが・・・公共の場ではリードをしてください。

そしてマナーを守ってください。



もっと人にも犬にも思いやりを・・・と思わずにはいられないです。

Brücke(ブリュッケ)

~ブリュッケ~ 犬と人の心をつなぐお手伝いをします。 犬と人とに流れる関係性を正しい形に直すということを目指しています。 まずは犬を理解するところから始めてみませんか。 より良い犬との生活を築けますように・・・ お手伝いが出来たらと思っております。

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