「犬からどう見えてるか」の視点
ものすごく、ご無沙汰しちゃってます。
トレーニングも、犬を知るための学び、犬の健康維持のための研修、保護活動のディスカッション…
それはそれは毎日、犬まみれで…
新しい気づきや、シェアしたい気持ちが毎日流れてしまい、残念です(-_-;)
今は犬の勉強会へ向かう電車でこれを書いています。
冒頭にある写真♡
我が家のカイトと、預かりっ子の来春(1歳♂)です。
あれよあれよと大きくなり、カイトより大きくなってしまいました。
来春にはちょっと苦手な場面があります。
里親会会場などで、若い男性や小さなお子さんに吠たり、空がみしようとするのです。
体も大きいし、犬に慣れていない方にはちょっとビックリさせてしまいますね。
私も、注意していますが、後ろから急に触られたり、お話の最中のふとした時に「ワンワン!!」となる事がときどきあります。
なるべくこうならないように、来春に声をかけたり、時には「こらっ!」なんて言ったり。
でも、何だか来春が可哀想になってしまうのですね。
来春は、「あまり近寄らないで」とメッセージを出しているので…私がそれをタイミングよく通訳してあげれば良いのですが、それを逃してしまう時があるのですね。
来春は子供が嫌いなわけではないのです。
ただ、やっぱり「それ以上は近寄らないで」と思う場面があるのです。
私たちも、犬たちの声にもう少し心を寄せれば、また違った反応をするはずなのですが…
毎回、そんな事を考えながら参加している里親会ですが…
素敵なおじさま方にお会いしました。
来春に触ろうとして、「ワンワン!!」となったところ…
「そうか、そうか。言いたいことがあるんだな。なんでも聞くぞ」っと(笑)
そうそう、こんな温かい目線。
あたりまえのことですが、犬のプロであるトレーナーもそして犬を家族に持つ人たちだれもが持つべき目線ですよね。
人にとって都合が悪いことは全て禁じるのではなく…
犬の目線に立ち、なおかつ私たちの生活と「折り合い」をつけて、より良い生活を作る。
単純で当たり前のことですが…
いつも意識して心に置いておきたいと思います。
来春は1歳を過ぎて、犬を見つけても誰かれ構わず突っ込むこともなくなりました。
まだまだ成長している預かりっ子の姿に毎回驚かされます。
犬にだって、犬の都合がありますよね。
人にも人の都合がありますが。
犬を家族にする時から、必ず私たちが意識しておかなければなない、大切な視点です。
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